木津川アートを歩く2

実はバスに乗り遅れて、たぬきさんのスライドショーに間に合わなかったのでありました。めんご。


午後からは鹿背山(かせやま)エリアへ。
バスを降りて歩いていたら、たぬ様に遭遇、あらうれし。後でまた〜と先を急ぎはるのにバイバイ、S様にご挨拶。
角井邸の展示を拝見。現代の生活に合わせて手を入れてはる豪農のお屋敷一部が会場です。上がり框とか玄関ホールの空間が広々と美しいお宅でした。


次の会場、アトリエやまへ。
お地蔵さんの隣の作業小屋みたいなところにも作品が。この場にあった古釘の錆が、羊毛?を少しずつ染めていく作品なんだろうか?扉から漏れる光も美しい。
柿の木が先へとおとなう坂をヒーヒー登る。アトリエやまが、青空にっぽっかりと浮かぶ。山一つおもちなのでしょか。高い天井をもつアトリエと、ガス釜のある工房。工房では教室も開かれているそうです。様々な作品が並んでいました。柿やパンを購入。



鹿背山ベースキャンプは、参加者がキャンプしてはるの?珈琲やピザなどを食べることができて、ちょっと楽しいサイトみたいな感じ。奥に湖を使った展示もあります。


鹿背山文庫に到着。たぬ氏スケッチ展示会場です。まずは後ろの小山へ登る。お地蔵さんを彫った大きな石が上のほうにあり、イワクラらしき岩の塊が張り出していました。山から下りて一服しつつ、スケッチを見学。集落のそこここが、温かなタッチで描かれています。地元の人たちが「ここは○○さんとこだ」な〜んて言いながら見てはるのが微笑ましい。そう、地域外から来たアーティストによる眼差しが、この地の宝を、地元の人に改めて気づかせるという構図がイベントの大きな力だと思うのです。地域外から集客する以上に、実はおそろかにしてはいけないことだと思う。
次の展示へ行く途中、眼鏡を忘れたことに気づいてしもて、ぐっすん泣きべそで戻る。足が疲れてきたよう〜。ひーふー言いながら梅谷公民館まで降りて、バスで高の原駅まで。途中の見事に開発された住宅地に相方は興奮していましたが、わたしゃ疲れ果ててぐっすり寝ておりました。運動不足じゃ……。
それにしても、楽しかった。Sさま、どうもありがとうございました!