山の手文化の香りを少し

伊丹の続きです。
清荒神のベガホール、T氏ご夫妻が所属される合唱団Basta Bastaのコンサートへ滑り込む。パイプオルガンのある格式高そうなホールです。
合唱団といえば、母マルヨのやってる「♪小さい秋〜」とかしか知らない文化度低いN吉ですが、曲目を拝見すると「音楽やってきました!」な皆さんによる本気度高い団なのだということがわかります。
ラトビアの童謡が曲調・歌詞ともにおもしろく、また、パイプオルガンの演奏を見て聞くことができてよかったです。結構忙しい楽器なのですね。
出だしこそ少し固い、一人一人の声が、少しずつ束になってまろやかになっていく。みんなで歌うって楽しいよね、と小学生のとき合唱クラブに入ってた遠い記憶が甦ってきたよ。
前に座った人が高くて、指揮してはるT氏やH氏がよく見えなかったのが残念……。あと、あまりに気持ちよくて、T様独唱の折にやや寝落ちしたようだということを正直に告白しておきます。スイマセヌ。
お二人の親御さんにもご挨拶。

次の集合時間まではまだあるので、K氏、P氏、T氏とぶらぶら宝塚南口まで歩いてみる。
K氏ご先導で、宝塚音楽学校旧校舎(←写真がとっても素敵な方のぺえじ)を拝見することができました。カクカクしたモダニズム建築です。まっすぐ伸びた庇や、丸窓、内部のスクラッチタイル?など近代建築好きな一行を楽しませてくれる建物でした。近隣文化施設的に使われているらしく、聖光文庫(←なにげにすごいシステム)所蔵の西洋泰画複製の展示なんてのを見るふりをして「内装はあとかたもないな……」などと囁きあう我らであります。
敷地すぐ横にはタワーマンションが。大規模修繕はどうするんだろう……。
宝塚音楽学校旧校舎


手塚治虫記念館の横を通り、龍坊の外観(←素敵〜。一度行ってみたい)をちらりと見て、武庫川を渡る。宝塚ホテルはもうすぐそこです。
←ロンファン。中はさすがに見れず。
←空が広くて気持ちいい〜。


このホテルは1926年(大正15年!)営業開始らしいです。本館は古きよきクラシックホテルな佇まい。エレベーターの周りをぐるりと回る階段や古い電灯、あやしげな探偵事務所に続いてそうなドアなど、思わずカメラを構えてしまう。低層階には団体に恒常的に貸している部屋が並び、地域に古くから根ざしたホテルだということがよくわかります。
←最後にこの階段で、「新内閣発足」写真を撮りました。


M氏、U氏、K氏もいらして、ビアケラーの開店と共に、私的オクトーバーフェストだっ!となだれ込んだのでありました。プライムビアカーニバルという、料理は一人3品、色々飲み放題で2時間というプラン。バランスよくお料理オーダーくださったK様には大感謝。呑み助一同は、がっつり元をとりましたよ、たぶん。天井が高くて窓も大きいこのお店、結構空いてましたので、同様な集いにはなかなかに使えるかと思います。ご紹介くださったUさま、お骨折りくださったPさま、ありがとーございました!
久しぶりに皆さんのご近況が伺えて楽しかった。そして次の企画も立ち上がる。うふふ、楽しみら。