スティーグ・ラーソン/津本陽/CLASKA/BRUTUS

ミレニアム2〜3(←シリーズ概要はwikiで)
久しぶりに寝る時間も惜しんで読み続けた海外ミステリー。
絶体絶命の危機に陥るヒロインのリスベットと、彼女を救おうとする周りの人々の奮闘。書きたいことはネタバレに通じてしまうので控えますが、本筋とは関係なく印象的だったのは、出てくる食事がサンドイッチばっか(←同じ疑問をお持ちの方が!)でさびしいのと、主要登場人物が性的に奔放なこと。スウェーデンではいずれも普通のことなんかなー。


大谷光瑞の生涯(←家系について勉強になりました)
明治時代に、英国留学・仏教遺跡探検を行い、やがて神戸に二楽荘という大建築を作った門主が、その地位を追われるまで。
生涯、という書名ですが前半生のお話になるんかな。
大きな使命感と財力をもって近代化に突き進む様はドラマチックでわくわく。西域の砂漠や高山を旅するところはフィクションに思えてしまうほど壮大です。でも、やはりおぼっちゃんだったんかなあ。補佐役がちゃんとしてなかったのかなあ。最後、わずかな見送りで神戸から旅立つ姿が悲しい。
もう少し、この方について知りたくなりました。


東京による東京案内(←過不足のないご紹介)
デザインホテルCLASKA編集の、英語併記の東京ポケットガイド。
デザイナー、編集者、DJ、建築家たちが3カ所ずつ、おススメ東京を挙げて解説。地図なし、カラーも一部だけ、しかも新書判という斬新なつくりです。テキストが主なので事前に読み込んでネットで調べておかないといけないし、地図がないのであまり持ち歩く必然性がないような。
もちろん、いくつか行きたいところあり。めもめも。


BRUTUS「本屋好き。」
まだまだ足を踏み入れたことのない本屋が多いなあ。今の興味は九州方面。福岡のブックスキューブリックと、熊本の長崎書店(←読みやすい!)に行ってみたい。あ、その前に松江のartos Book Store鳥取の定有堂書店(←鳥取の方の楽しいぶろぐ)にも。
っていうか、どこか行きたいどこか行きたいどこか行きたい。