ぶらぶら奈良1

今年のGWは、一日だけ奈良へ。今度、仕事で遠足をするため、事前の慣らし運動を兼ねて。
最近は、奈良といえば寺社か庭かの訪問ばっかりだったもんで、今回テーマは「街歩き&鹿ちゃんとのお戯れ」。いつか行くぞと保存していた2007年11月号SAVVY奈良特集を片手に行きたいところを地図に落とし込み、相方先導のもと出かけてまいりました(N吉は方向音痴)。


京都からは近鉄「せんとくん 平城京 1日電車+バス乗車券」1300円。いや、平城京跡へは行かんねんけどね。
体力温存でまずは近鉄奈良からバスに乗り、登大路町の天極堂(←見難いけどメニューは一通りわかるので)へ。着いて早速おやつです!葛餅です!

吉野で加工して作る葛を「吉野葛」というので、吉野が産地というわけでもないようですが、できたばかりの葛餅はあったかくてぷるんぷるん!
黒蜜きなことの相性もぐう〜。歯ごたえも舌触りも楽しめます。おいし〜。
お店のオペレーションがイマイチで、混雑したとき大丈夫かなってかんじでしたが、ま、それはわしが心配することじゃないか。


渋滞し始めた道路を横目に焼門前まで歩く。古い町家や近代建築もちらほら。
東大寺方面に曲がるとすぐに、工場跡NATIVE WORKSが見つかりました。大正4年に工場として建てられた建物を、今のセンスで片付けて、展示空間やカフェが作られています。工場で使われていた器具やポスターをチャリティーラッフル(慈善福引のことらしい)として展示してらしたので、応募しておきました。楽しみ。
    
NATIVE WORKSは、木陰に佇む昭和初期の一棟というその風情がなんともたまらんです。内部空間も温かみがあって素敵。商品はオーガニックコットンの洋服などでそれなりのお値段はするけれど、だぼっとしたデザインではないところが気に入りました。洋服以外にも、お茶などの食品やボタン、タオルなどの商品もあり、それらは「オーガニックな店」にありがちなドン臭さはなく、洗練されたデザインのものばかりです。いいわ〜。相方が小物など購入。
カフェに入りたかったけど、お昼どころは決まっているのでここはガマン。





奈良女大のある、通称きたまち(←スアリさん作mapが見やすい)へ。
住宅地にちらほらあるお店や、佐保川の流れを楽しみながら、スアリへ。
  
二階建て長屋の一軒が、お洋服屋さんになってるのであります。靴を脱いで、ちと緊張しながらお邪魔。板張りの空間が展示空間とアトリエになってます。すべてご自分達でリノベしはったそうです。上手にええ空間ができてるなあ。
こちらのお洋服はwebで見てる段階から、生地の風合いやカッティングがすんごく好みだったので、買う気まんまん。試着させてもらってマントジャケット買ってまいました。えへへ〜。


きたまちをぐるぐると歩く。古そうな銭湯や小さなビルが目に付く。古い大学町の雰囲気がなんとなく残ってます。気になってたお店は入りづらくてスルーしたりしてるうちに、相方腹時計が時を告げる。雨宮製麺所へ。つづく。