もろもろ羅列

療養中に読んだ本。一行感想にて失礼。


建築と日常
雑誌創刊逆風の中、あえて!な発行人にまずは喝采。表4では印刷製本費が公にされ、それが印刷会社の広告にもなっているという実験的な試みも。


一度は泊まりたい有名宿覆面訪問記(←お、旅館の方のブログも)
いいところ、悪いところ、きちんと書いているのがいい。提灯記事に飽きてる方、どうぞ。


高円寺 東京女子街(←関連ラジオ)
たぶんまだ行ったことない高円寺。若くておもろい町っぽい。踏査してからもいちど読みたい。


oggi4月号
いや〜〜〜、初めてかも!「100日コーディネート」のうちに、恋愛が背景にしかない感じが!!


新・ちくま文学の森11「ごちそう帳」(←大事に読んではる方)
動けないのにウマモノ本を読むとはなんて自虐。筍の美味を、余りある漢文の知識を紐解きながら綴る「焼き筍」など、時節柄悶絶しながら読みました。


にんげん蚤の市、にんげんのおへそ(←たまには紀伊國屋さん)
お布団読書に最適な高峰本。オロ様に頂戴しました。厳しいけれど温かな眼差しで人や物事を見てる彼女は、いかにして高峰秀子になったんだろ。彼女の映画をもっと見てみたくなった。


きょうの猫村さん5
ん〜、ちょっとマンネリかも。劇的大団円を希望。


雲のうえ12
海の匂い、魚屋さんの臭い、魚料理の香りまで伝わってくるグラビアにやられる。蛸食べたい!
雲のうえ13
夜のまち特集〜。ちょっと一見観光客は行けないネタやわー。でもだからこそ憧れる。
雲のうえ14
特集は鉄道。なんといっても今号は、牧野伊三夫さんの絵が迫力。


d design travel 5 SHIZUOKA(←色んなお店の人達が応援するのもわかる)
行ったことはあるけれど、全然土地勘はない静岡。車で回るのがよさそーな。


コミックいわて(←今後は義援金に)
地震とは関係なく相方土産。ん〜、とっかかりとしてはおもしろいけど、漫画としてはもう一息なにか足りない。


思想地図β 1
さまざまな視角に気づかせられる。東京と郊外の関係と、他都市とその都市の郊外について考えた。


リアル1〜10(←wiki
車椅子バスケ漫画。1年に1冊しか出ない単行本を一気に。単に車椅子バスケの世界を熱く描くだけではない人物配置・造形にウマイと唸る。


月刊島民32中之島アースダイバー(←DLできるよん)
知らない間に内容がどんどんアカデミックに……。もちっとはじけて〜。


もやしもん10(←読みやすくまとめてはって感嘆)
農大ご一行さま、アメリカへ。アメリカっつーとこにあまり興味がないので流し読んでもうた。いかん。


一九七〇年転換期における『展望』を読む
編者の顔ぶれにノックアウト。しらけ時代の空気がビビッドに伝わる川本三郎稿、日常の革命を綴った斉藤美奈子選の稿が重たい。分厚いけれどがっつり読んだ。


ミレニアム1「ドラゴンタトゥーの女」(←くわしくはwiki
日本版は2008年発行で、読巧者さん達がこぞってほめてはった物語をようやく。めちゃおもろい!スウェーデンなのに横溝正史ちっくな世界で36年前の失踪事件を
たどるという主旋律にぐいぐい引っ張られるが、物語の根底に、出版は、ジャーナリズムは、経済は、どのように現代社会に存するべきかという作者の正義感がありったけ注ぎ込まれている。その熱量に惹かれてやまない。著者急逝により3部作で終了しているのが残念だけど、ともかく、2と3を読むぞ。