LOVELOVEあいち3

あいちトリエンナーレ納屋橋会場で他におもしろかったのは、部屋の中にベランダがあるみたいな謎な室内の壁面を生かして黒い笑いを引き出すカーメン・ストヤノフ(だったかな?)のインスタレーションムサカを作る彼のヴィデオ作品も笑えた。スン・ユァン+ポン・ユゥの作品は、室内の高窓に古めかしいバルコニーとツタがゴシックホラーな空間を作り出していました。肌寒いような気持ちにさせる場が作られていて興奮。


そういえばチケットについて書いてなかった。
このトリエンナーレは1800円で6つの会場を回れるチケットが基本です。同じ日なら、同一会場に何度も出入りできます。納屋橋会場につく前、たまたま相方がチケットショップで安売りのを見つけてくれて、ちょっとお得に回れた。ありがとー。


続いて、長者町会場へ。
町へ出る前に、前から気になって仕方なかった伏見地下街(←wikiによると1957年にできてます!)も会場の一部になっていることを知り、いそいそと。各店の書体からしてレトロでたまらん〜。ヨダレ〜〜。
 
昔からの店舗に混ざり、画廊など、少し新しい業態も加わり、そこがトリエンナーレ会場になってました。週末しか来たことのない名古屋で、いつもシャッター下りてて入れなかったこの地下街に足を踏み入れることのできたことが今回の大きな喜びでした。とはいえ、閉まっている店も多かったので、今度は開いている時間に来たいよう。


もう時間が遅く、長者町会場の有料箇所は入場制限が行われているということで、今日は無料で見られる会場を回ることにする。
 
都心の繊維卸商が集まって栄えたこの街は、いまや衰退著しい。若者たちが少しずつ活動を始めていて、個性的なショップの集まるビルがあり、これまで二度、来たことがある。とはいえひょっとしたらその後は停滞気味なのか?風俗店が2つ出来てたので心配。


夕ご飯は太閤本店伏見店へ。たまには肉でもがっつり喰うか!ってことで。
が、かなり不満です。二番目に上等なコースにしたのだけれど会計では一番上等なコースになっていて、しかもそれで肉が旨かったかといえばそうでもなく……。二度と行かないな。


歩き疲れてホテルへ。日本以外全部沈没の倍くらいくだらない日本沈没を見て、目がさえてしもうた名古屋の夜。