ごろごろ読書

月刊ビル1、2
大阪で、50〜70年代までに建てられた素敵ビルを使おう!残そう!と活動してはる方たちによる小冊子。
こういう活動ってすごく大事。形にして残すという意味でも、所有者に価値をお知らせするという意味でも。執筆者は建築関係者に納まらない多彩な顔ぶれなので、堅苦しくなく読めるのも楽しい。写真もきれいです。


FUDGE
ファッション誌ってたまーに買いたくなる。最近はoggiInRedやらを見てたのですが、読んだことないのを買ってみた。
London系の尖がった、でもストリート誌というほどではなく、装苑とかに近しい感じかなあ?いや、全然的外れかも、ですが。発色やパターンにアンテナが立ってるセレクトでおもしろいけど、だからこそ、素材表示が欲しい。それは実物を見なはれ、っていうことか。肌触りも大事だし。
合わせているタイツがかわいいので、製品情報が知りたい。


「分かち合い」の経済学
相方本棚より拝借。政治や経済の本って苦手なのである。
スウェーデン語「オムソーリ」(分かち合い)を基点に、新自由主義の結果の格差社会を正す。現金支給よりサービス支給が大事という主張にはまったくもって同意。ただしサービス支給には、現金給付以上に、調査と結果分析に時間がかかりそうな気がする。政権がめまぐるしく変わる中では、折々のフィードバックを含めての計画の提示が欠かせないかもしれない。


京都に暮らす雑貨暦(←印刷情報まで。貴重)
図書館に行ったので、普段読まないような本を借りてみた。
左京区の雑貨店をしてはる方の、日々の記録。美意識って、文章から感じたり、当人の佇まいから感じたりすることが多かったように思うけど、デジカメと印刷技術の発達で、小さく連なる写真からも感じることができるのに感心。