肉も山も燃える

一乗寺恵文社をしばく。もはや説明の必要もないくらい有名な書店。
本のセレクトや並べ方はもちろん、ギャラリーの展示も、いつもレベルが高くて素敵なのだ。この日も油彩作品の紫陽花に、しばし見惚れました。チアブ家具さんの展示も素敵だったけど、もうちょっと見せ方を工夫したらもっとお客さんが寄ったんじゃないか。いや、大きなお世話ですね、すんまそん。


本は、新刊もツボだし、リトルプレスへの目配りもセンスがよくて、迷ってしまう。4点購入。地域の書店でありつつも、マニアックに走るところは走り、なバランス感覚がなんとも言えず好きです。


夕食を予約したのは、月刊うまぺでも紹介したいちなんさん。相方の希望で焼肉!ってことで当日電話したら空いてたから。送り火中継カメラ?が入るそうな。
焼肉ってさ、本当は3人以上で行きたい。色んな種類が食べられるから。しかも、ここんちは自家製燻製を作ってはるので、そんなん食べていたら、焼肉にたどりつけません!
生肉盛合せのはずがハートのみ(これは解凍っぽかった)。スモーク三品盛(鶏豚牛)はそれだけでビールが進みます。ようやく分厚い塩タン、並ハラミ、ミノを焼き始める。もちろん、キムチも種々並べて。
……老いたり、N吉胃袋!ハラミを脂っこく感じるなんて!!うう〜〜。じんわり焼いて脂を落としたミノのうまいことよ。はっ!いかん、貧乏舌になってる!?


とか言ってる間に、送り火点火の時間だ。焼肉を中断して、屋上へ上がる。
予約時から「屋上で送り火どうぞ」と言われていたのです(ちなみに、京都の飲食店では送り火当日のこういったサービスは普通)。梯子を果敢に上って見たのは、若人さん達のUst中継。すごい!この人たち、肉も食べずにがんばってる!!各文字が見える地点でそれぞれがカメラを設置してはるのですよ!そしてこの場所は、妙法の「法」が真正面です。
京都各地で送り火を見ている方々とも、ツイッターでやりとり。おもしろ。



送り火に手を合わせ、焼肉継続。クッパもおいしくいただきました。げふ。
清算時には、自家製ベーコンもオーダー。ここんちのは本当にウマイから、おススメします。