夏の着脱

母マルヨをお針子にして、服を作ってもらっているN吉です。結婚披露巡業も5回のうち4回はマルヨ作のを着ました。とはいえマルヨには作れないデザインや、売ってない生地や、縫えない材もあるので既製服も買います。


四季のうち、いちばんマルヨ作を着るのが夏。なぜなら、風通しのよい生地でジャブジャブ洗えて、首回りや袖ぐりがぴったりしてきちんと感を失わない服が多いからです。


一緒に生地屋へも行きますが、手触りで楊柳(ようりゅう)とかスパンデックスとか番手とか、もう知識が半端ないんすよ。だから、生地屋さんも大喜びで相談に乗ってくれる。そんなおしゃべりと、目と手と着た経験がすべて彼女の知識になっている。その上、落ち感、透け方、柄と面積、そして値段のバランスから生地を購入し、採寸してくれた型紙で作ってくれるわけだから、心地よくないわけがない(ちょっと太るとすぐばれるのでプレッシャにもなる)。
ちなみに背格好はマルヨとほぼ同じN吉なので、まず最初はマルヨが自作して○なのを同じ型紙で作ってくれて、その出来上がりを見て二着目からは補正が入ります。いつもありがと〜。