鶴橋界隈

大阪の生野区界隈を歩く。
なぜか今里新地(←ほんとにdeepで敬服)に分け入る。所々に戦前からの建物、角地は隅切りされた建物だったりして。古くて廃業した店も、ビル1階でも貸店舗札のかかる店も目に付く。不況ですな。


←どう見てもパチンコ屋にしか見えん。
鶴橋方面へ向かってスーパー玉出をしばいたりしながら、建てこんだ宅地を歩む。一階より二階が道路側に出てるなんて素敵アパートもありーの、道行く人たちが知らない言語でおしゃべりしーので、緊張しながらもプチ異国体験です。


御幸通橋商店街(←迷い込まれた方のぺえじ。衝撃、わかります)へ。めーっちゃ人通りがあります。韓国食材を求める層と韓流スターグッズを求める層で、様々な年齢層の女性陣が。これからまだ予定があったもんで生鮮食品は断念し、チゲスープを買いました。うひひひ、これは美妹が買っていたおいしーやつだ。

トンソクトンソク↓


鶴橋駅界隈の商店街ももれなく歩いた。廃業した鶴橋温泉(←モノクロがかこい〜)のご近所近代建築アパートや、素晴らしい連棟店舗もある。商店街の中は雑多な店が多くて、ここだけにまた参戦せねば!なんて鼻息荒くなるところもあり(でも方向音痴なんで再来自信なし……)。
まだまだ絨毯爆撃できてないと後ろ髪をひかれつつ、夕ご飯約束へ急ぐ。

←空中も使います!


ところで、「京都っていいね〜」などとよく言われ、「ちょっと歩いてもお店があったり楽しいですもんね〜」なんて、返しがちなんだけれど、買物ができるから街歩きが楽しいんじゃあない。看板の書体、庇の形、セットバックのラインといった様々なところに、時代の制約と個人の意思が形になっているのを見るのが楽しい。
だから、楽しいのは京都だけやないんやけど、ピカピカに新しいミニ戸建ては単に均一の箱の集合な気がしてつまらん。