春の目覚め

大阪へ。国立国際美術館「絵画の庭展」に行ってみた。
「この10年余りの新しい具象的な絵画」を集めた展覧会です。最近の作家さんには疎いので、知らない方の作品が半分以上あったかな。ぼんやりと明るい色合いの作品が多く、なんとなく、最近の潮流が感じられるようになってます。草間さんとか、会田さんの挑発的な絵(←展示作品見られます)は怖いよう〜。胸がどきどきしてしまう。絶対に家には飾りたくないや。いっとう気に入ったのは加藤美佳さん作品。人形画で有名な方のようですが静物画(←左上の作品!)がすばらしいと思いました。瑞々しい熟れた葡萄のようなもの、やわらかいフェルトのようなもの、それら「はかなくかわいいもの」が、質感触感が伝わるほどリアルに描かれている。でもリアルなのに、ぼんやりと明るい霧に包まれていてよく見えない……と絵に顔を近づければ、微細な無数の色の絵の具が噴霧器か何かによって撒き散らされていて、それが、対象物との間にまるで空気の層を作っているかのように見えました。すごい!これはぜひ、現物鑑賞をおススメしまする。

作品とは関係ないが、こんな財団があるとわ……びっくり。


ランチは久しぶりのお楽しみ!サンドイッチのビクトリーさん(←新たな方も虜にしてしまう)へ。
もう何を食べるか決めてきてるねん。今日はハンバーグサンド!ここんちのはカレー味でうまいんじゃ。おじさまおばさまにご挨拶して、のんびりと読書しながら待ちます。
来た〜。厚みあるトーストに、パン以上に厚みのあるハンバグ!!薄切りなのに存在感ある玉葱と、お肉とカレーのハアモニイ。ピリリと大人味のケチャップもたっぷりでかぶりついてたら写真撮るの忘れた……。付け合せのポテサラも上品味付でおススメです。♂にはちと物足りない量かもしれない。
肥後橋のたぶん戦前物件


Bookshop calo&cafe(←前史も書かれたぺえじ)
肥後橋のもう一つのお楽しみ。店外へ山と詰まれたフライヤが、店主I氏の発信力を物語ります。探していたミニプレスなど、3冊購入してほくほく。
←いつも素敵な若狭ビルの階段


心斎橋あたりまでぶらぶら歩いた。シモジマ覗いて、買いたいもの下調べしたり。