ビバ!すきやき

町家関係の交流会(←去年の模様)で、京都のハレ場所!すきやきの三嶋亭(←しばらく拝見してませんなんだが、北さんのグルメぺえじ更新してる〜)へ。
やっほ〜〜。数日前からコンディションを整え、いざ参らん!
文明開化とともに営業開始したこの店は、当代で5代目。寺町通のアーケードで下からはよく見えないけど、木造三階建てで立派な建物なのであります。建物調査中もすきやきの香りに酔いました、とはK氏の弁。大広間は漆芸作家さんの手による、民芸調(といってもくどい感じではない)の室礼で、広く明るい近代和風です。大家T氏、京町家情報センターM氏(←もはやアイコン化)、左官S氏などとお話しているうちに、鍋がやってまいりました〜。

卓にぴたりと嵌る八角形。そう、お鍋も通電する卓もオリジナルで作られてるものなんです。シンプルで、なんとも品のあるデザインだ。
仲居さんがまずはお砂糖を投入。長く使っている鍋なので、油をひく必要はないみたい。そしてそしてっ。桜色の大きな牛肉が人数分入ります。鍋肌に引っ付くことなく、すばやく火が通ります。まずは、このお肉のみ、生卵を絡めていただく。うま〜あま〜〜。決して砂糖甘いということはなく、肉の味の輪郭を際立たせる砂糖遣いです。
←肉!肉!!やっほう〜
続いて、葱に白滝、玉葱に麩、そしてお肉が配される。ん〜。姿も上品で絵になるわあ。蓋はなく、蒸すことはありません。この面子で3セットいただきました。お皿に並ぶ肉を見て、軽い軽い!って思っていたけれど、もう最後はお腹がくちくなって困った。上等な肉ほど、たくさん食べられないとは確か、なぎら健壱氏が言っておられたような気がするがその通り。ま、S氏の分も平らげたからなのでありますが。

建築学会ネタで盛り上がったJ氏、お久しぶりなK氏ともおしゃべりできてうれしかった。皆さんにご挨拶して、散会。
長くなったので続く。